Profile – おがた せいご Seigo Ogata
Field/活動地域
近畿圏域(主に大阪)、地方(応相談)
Thought/想い
ことばにならない想いを感じとりたい。
ひとの心は決して見えるものではなく、人が心のなかで体験していることは、他の人には確かめようがない。それは、家族であっても、地域であっても、そして組織であってもです。本来なら他者を理解するためにはじっくりとした時間が必要です。しかし、多くの場合、すぐに答えを見つけようします。私たちにとって必要なのは対話する時間です。お互いの話を受け入れ、共感すること。そこから新しい価値感が生まれます。
グラフィックで行われることは、コミュニケーションの質を深めていくことです。自分のことですら、自分のことはわからない。そして相手のことだってわからない。だからこそ、グラフィックの効果を利用して、「ことば」を浮かび上げます。浮かび上がった「ことば」の想いは、あたらしいイノベーションを生み出す原動力となります。
グラフィックを通じて行われた「場」では、個人個人のことばが主体的に活き活きと動き始め、みんながその場でうまれた「ことば」に共感し、受け止めようとします。たとえ、不安に駆られたありのままのことばであっても、その場の参加者は、受け止めようとします。ただひとつの「正解」。そんなものは、世の中ありはしません。「正解」はひとつではありません。だから沢山の選択肢を生み出していきます。対話するには体力が必要です。ですが、今の社会には必要が力です。グラフィックによって描かれた言葉は、対話する力の糧になります。
私にとって、グラフィックは対話する力を焚きつけるものです。